こむら返りの根本的解決策とは?
こちらをご覧の皆様、夏のこの暑い時期よく足をつってしまうことはありませんか?
原因
夏の時期に足がつる(こむら返り)が起こりやすくなる原因は大きく分けて3つあります。
↓
- 脱水症状・電解質不足
夏場の大量発汗により、体内から水分と同時に重要な電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム)が失われます。これらのミネラルが不足すると筋肉が適切に機能しなくなります。
特に危険なのは、水分だけを補給して塩分を摂取しない場合です。
※スポーツドリンクなどを摂取することも大切です。 - 冷房による急激な温度変化
- 冷房により足の筋肉が冷えて硬くなり、収縮しやすい状態になる
- 屋外の高温と室内の低温の急激な寒暖差による血管の収縮
- 筋肉の血行不良により老廃物が蓄積
- 日中のむくみと血行不良
- 長時間の立ち仕事やデスクワークによる血液循環の悪化
- 重力により下肢に血液や体液が溜まりやすくなる
- 夜間に横になった際の急激な血液循環の変
熱中症の初期症状
熱中症の初期症状
→足がつる症状、実は 、、、
熱中症の初期症状の一つとして現れることが多いのです。
特にこんな時に注意が必要です。
↓
- 睡眠中や運動中に頻繁に足がつる
- 大量の汗をかいた後に症状が現れる
- のどの渇き、頭痛、立ちくらみなどの症状も併発

効果的な予防策とは?
- 適切な水分・電解質補給
- 経口補水液やスポーツドリンクを活用
- 1日8回程度のこまめな水分補給(1回コップ1杯程度)
- 塩分も同時に摂取(食事をしっかり摂れば通常は十分)
- 栄養バランスの改善
- マグネシウムを多く含む食品(ナッツ類、緑黄色野菜)
- 旬の野菜や果物(トマト、キュウリ、スイカなど)
- バランスの取れた1日3食の摂取
- 血行促進とストレッチ
- 30分に1回は体を動かす
- 寝る前のふくらはぎのマッサージ
- 「波止場のポーズ」などの効果的なストレッチ
- 温度管理
- 冷房使用時は足を冷やさないよう注意
- 就寝時は足に布団をかける
- 急激な温度変化を避ける
夏の足つりは単なる筋肉の疲労に加えて脱水症状や熱中症といった身体の警告サインです。
このような症状が出ている方や出やすい方は、身体の治療を行う必要性がございます。
お困りの際は当院にお任せ下さい。