頚椎ヘルニアと姿勢の関係性
皆さん、こんにちは!
投稿をご覧頂きありがとうございます✨
今回は『頚椎ヘルニアと姿勢の関係性』についてです🙋♀️
ヘルニアというワードをよく聞くことがあると思いますが何をきっかけにヘルニアになってしまうのか?どんな症状なのか?と知らない方は多いのではないでしょうか。
実は頚椎椎間板ヘルニアと姿勢には密接な関係があります。その関係性について少しお話をしていきたいと思います!
頸椎ヘルニアとは
頚椎椎間板ヘルニアとは、首の骨と骨の間にある椎間板の髄核(ゼリーのようなもの)が飛び出し、脊髄や神経を圧迫することで起こる疾患になります。これにより首の痛みや手足のしびれ、握力低下などの症状が現れます。
軽いヘルニアの症状としては肩こりなど皆様がよく感じているものも含まれてくることもあります。
頚椎椎間板ヘルニアとは、首の骨と骨の間にある椎間板の髄核(ゼリーのようなもの)が飛び出し、脊髄や神経を圧迫することで起こる疾患になります。これにより首の痛みや手足のしびれ、握力低下などの症状が現れます。
軽いヘルニアの症状としては肩こりなど皆様がよく感じているものも含まれてくることもあります。

姿勢と頚椎ヘルニアの関係性
◯正常な頚椎のカーブの重要性
健康な首の骨は自然な前弯(前カーブ)を描いています。下記のような重要な機能を持ちます。
- 頭の重さ(約5-6kg)を効率的に分散
- 椎間板への負担を軽減
- 衝撃吸収機能を提供
◯ 不良姿勢が引き起こす問題
ストレートネック
前かがみの姿勢を長時間続けることで
- 首の自然なカーブが失われる
- 椎間板への負担が一点に集中
- ヘルニアのリスクが高まる
猫背
背中が丸くなることで
- 首が前方に突き出る
- 椎間板に強い圧迫力がかかる
- 筋肉の緊張が慢性化
日常生活での姿勢とリスク要因
デスクワークの影響
長時間のデスクワークは以下の問題を引き起こします
- パソコン画面を覗き込む前屈み姿勢
- 首の前弯カーブの消失
- 椎間板への持続的な負荷
スマートフォンの使用
- うつむく姿勢の頻繁な繰り返し
- 首への過度な負担
- 「スマホ首」と呼ばれる状態の発症
姿勢改善による予防方法
- 正しい姿勢の意識
基本的な正しい姿勢
- 背中を伸ばす意識を持つ
- 骨盤を立てて座る・立つ
- 全身の姿勢バランスを整える
- デスクワーク環境の改善
- 画面は目線の高さに設定
- 背筋を伸ばして視線を正面に保つ
- 30分〜1時間ごとに休憩とストレッチ
寝具と睡眠時の姿勢
適切な枕の選択
- 首の自然なカーブを保持できる高さ
- 仰向け・横向きの両方に対応
- 個人の骨格に合わせた調整
推奨される寝姿勢
横向き寝
- 首と背骨が一直線になる
- 抱き枕を使用して体軸を安定
- 頚椎への負担を軽減

予防のポイント
日常生活での注意点
- こまめな姿勢変更同じ姿勢を30分以上続けない
- 筋力維持首を支える筋肉の強化
- 血流改善喫煙や高血圧の管理
- ストレス管理、精神的負担の軽減
早期発見の重要性
症状が軽度のうちに適切な対処を行うことで
後遺症の予防、、治療期間の短縮、日常生活への影響を最小限に抑制をすることが可能になります。
最後に
頚椎ヘルニアと姿勢の関係は非常に密接で、正しい姿勢の維持が最も重要になります。日常生活での不良姿勢を改善することで、椎間板への負担を大幅に軽減できます。デスクワークやスマートフォンの使用が当たり前となった現代において、意識的な姿勢管理とこまめなストレッチの実践が、頚椎ヘルニアの発症リスクを下げる鍵となります。
症状が現れた場合や、肩周りの辛さが出ている際は適切な治療が必要になります。
お困りの際は当院にお任せ下さい。